関西の名門私立関関同立の中では同志社大学の次を争う立命館大学と関西学院大学。
以前は立命よりも関学の方が良かったのですが、近年は全国的な知名度から立命館の方が良いという意見もあります。
実際、立命館の方が関西圏以外からの受験者数が関学よりも圧倒的に多いです。
それでは立命館と関西学院で両方ダブルで合格した学生はどちらの大学に進学したのか?
ダブル合格進学先のデータを見ながら、検証してきたいと思います。
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立命館と関西学院(関学)ダブル合格進学先2022
2021年度入試の立命館と関学のW合格の進学先は以下のようになっています。
データを見るとトータルでは関学に進学した人が64%、立命館に進学した人が36%となっています。
●法学部
- 関学法42.9% 立命館法57.1%
●経済学部
- 関学経済87.5% 立命経済12.5%
●商・経営学部
- 関学商58.3% 立命経営41.7%
●文学部
- 関学文50% 立命文50%
●社会学部
- 関学社会70% 立命産業社会30%
●理工学部
- 関学生命環境0% 立命館生命科学100%
●総合
- 関学64% 立命館36%
出典
週刊朝日2021/12/31号
立命館と関学W合格進学先まとめ
- 昨年度のデータで見る限り、関学の方が立命よりまだ人気と言える。
- 特に、文系学部は関学>立命館の傾向が強い
- 理系学部は学科にもよるが、徐々に立命館>関学になってきている
- 関西圏在住は関学を選び、関西圏以外は立命館を選ぶ傾向がある
- 関西圏の予備校では数年前まで同志社・関学コースと立命・関大コースに分かれているところが多かったので、関西では関学>立命のイメージを持っている人が多い
立命館と関学のダブル合格進学先についてまとめると以上のようになりました。
関西圏ではまだまだ関学が強く、トータルでは関学を選ぶ人が64%、立命館が36%となっています。
ただし、関西圏以外では関学は関大で区別がつかない人が多く、立命館の方が知名度は圧倒的に高く、ダブル合格の場合立命館の方がやや進学率が高くなっているという話です。
関学は関西以外では、かんせいがくいんではなく、かんさいがくいんと思っている人が大多数です。
個人的な意見で言うと、関西圏に残りたいなら関学の方が立命館よりイメージも良く、関学に進学した方がいいと思います。
一方で東京で就職したい人や関西圏以外の受験生は知名度から立命館の方がおすすめのような気がします。
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